- 「 遅刻するやつはだめ 」
- 「 敬語も使えないやつはだめ 」
- 「 立ち振る舞いがしっかりしないとだめ 」
世の中「 だめ 」なことばかり!!
遅刻することが悪いことではない。
敬語を使えない = 非常識ではない。
立ち振る舞いがちゃんとしていないと将来詰む。
様々な可能性を秘めた若者たちが
がんじがらめにされ萎縮されてしまう世の中。
そんな厳しい世の中で最近話題となっているのが、
「だめライフ愛好会」
だめライフ愛好会とは?
ちゃんとすることが正しい!!
という今の世の中に
「 ゆるさと寛容さ 」のスローガンで、
大学生や社会人サークルとして流行っている活動。
中央大学や東京大学でもその存在があり、
さらにアベプラでも取り上げられ話題となっている。
「だめライフ愛好会」の数なんと全国で70団体!!(2024年5月現在)
だめライフを推奨するものたちは
「好きに生きさせろ」
「だめな人間にも居場所を」
と主張する。
人に迷惑をかける行為は論外だが、
今の社会はキチンとし過ぎている。
だからこそ少しできない人(だめな人)がいると
余計に目立つような仕組みになっている・
「 ダメな人がいてもいい社会 」
「 ダメ ≠ その人がダメ 」
これらの主張をしている。
例えば、小さな子供を想像して欲しいのだが、
その子は「どれがだめなのか?」が分かっていない。
分かっていたらそれは大人だ。
分かっていないからこそ、注意される。
大人に正解を教えられる。
「 正解 = 正しい こと」
「 不正解 = 間違いなこと」と。
しかし、本当にそうだろうか?
社会的には「 失敗 」もしくは「 だめ 」なことは
子どもにとってみれば、
どれも正解ではないのだろうか?
不正解を経て
いずれ正解に辿り着くなら、
その遠回りも必要なこと。
愛好会の願い
世の中が正しいことばかり取り上げ、
居心地が悪く感じるものたちがいることも
知ってもらいたいというのが、
団体の願いのようだ。
潔癖化している社会に、
もっと「 遊び 」をして多少のハメを外す行為に対して
「 ある程度の寛容さを持つことも必要 」
と団体の関係者は訴えている。
コメント